アロハ・オエ
 ハワイアンのゆったりとした曲調とは対照的に、ハワイ民族の誇りを歌った曲。しかも作詞・作曲はハワイ王朝のラストクイーン『リリウオカラニ』。歌詞からは歴史的背景が感じられ、ハワイの人々が大切に守り続けている心・伝統が伝わってくる、奥の深い曲です。
 これまでに英語・ドイツ語などラテン系言語を学習してきたY.Matsumoto氏ですが、ハワイ語はそれらとは全く違う言語。発音自体は日本語に近いため、割とスムーズにクリア出来たそうですが、日本では馴染みのない、独特のリズムに乗り切るのは非常に難しかったとか。またハワイ語は極めてアバウト(細かなルールのない)な言語のようで、歌詞カードと自分の耳で聞き取った歌詞が少し違うので不思議に思って調べた結果、どちらも正しかったということが判明した、ということもあったほど。
 中途半端は避けたいと、発音も忠実に再現出来るよう徹底的に練習したY.Matsumoto氏。今では歌詞なしで歌えるそうですが、このページはその努力の名残ともいえるでしょう。ハワイアンでは他に「ハワイアン・ウエディング・ソング」「ブルーハワイ(プレスリーバージョン)」(写真中央付近)を好んで歌います。