JR東日本 |
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検測車とは、新幹線が安全に走行できるよう、架線や線路の状態を点検する車両のこと。いわば“新幹線のお医者さん”です。 東北・上越・長野新幹線では、これまで0系を黄色にペイントした「ドクターイエロー」が検測していました。しかし速度が時速210キロまでしか対応できなかったため、高速化した新幹線ダイヤに組み込みにくいという難点がありました。そこでJR東日本では、2002年8月に在来線を走る秋田・山形新幹線にも使用できるように工夫された総合検測車「イースト・アイ」を登場させました。 「イースト・アイ」は、E3系と呼ばれる秋田新幹線の車両をベースにしていて、時速275キロという高スピードが出せるようになっています。そのため、新幹線ダイヤへの組み込みが可能となり、新幹線が走行している時間内に線路を走っている姿を見ることができるようになったのです。その貴重なショットを押さえることの出来たY.Matsumoto氏は、強運の持ち主(!)。 |