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【プロの技】
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Y.Matsumoto氏行きつけの店は、料理の種類ごとに決まっています。
本当に美味しいものを食べたいと思えば、素材を十二分に活かした料理ができる、本物のプロに任せるべきだとY.Matsumoto氏は思っています。プロにしか手に入れることのできない超一流の食材を、プロの技で料理する───これだけは自分にはどうしても真似することのできないことだからです。“本物”を味わうためならば少しくらい高くついてもそれは当然だと考えています。また、ラーメンやB級グルメなどのように安くても美味しいものを食べさせてくれる店はいくらでもあります。
ですから、料理は〈高い〉から〈美味しい〉のではありません。Y.Matsumoto氏が以前訪れたお店でこんなことがありました。値段は非常に高い、しかし味は今ひとつ。仲居さんの印象もよいとは言えない……。“にっこり”笑ってお店を後にしましたが、このようなお店には二度と!決して!!絶対!!! 行くまいと思ったそうです。アマチュアではできないものを提供していただく、そこにプロの料理人の最大の価値があるはずだからです。
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例えば、新鮮なネタ、 大将の腕(微妙な火の通し加減)に心酔している地元の焼鳥屋さん。Y.Matsumoto氏にとって“肉”といえば牛肉ではなく、ここの焼き鳥なのです。 |
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