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フロア環境  
柱のないフロア

 普通のオフィスに見られるような空間を分断する柱は、どのフロアにもありません。約90坪の正方形のフロアを支えているのは側面にある太い柱。その骨組みである鉄筋の中には上から下までコンクリートが詰まっています。この側面の柱と梁だけでフロアを支える工法を取り入れたのは、少なくとも中四国でD社が初めてでした(1993年2月竣工)。

  〈フリーアクセスフロア率 96%〉
・総延床面積約1400坪中、ビジネス専用フロアのほとんどが「フリーアクセスフロア」。その割合も、他の建築物では例を見ない約96%という高率です。「フリーアクセスフロア」とは、もとの床面の上に、底を上げた床面をつくり(空間の確保)、その空間を利用して電話・電源やネットワークなどのケーブル配線をできるように工夫された床を備えたフロアのこと。新本社屋では30cmの空間をとっています。それにより床面に不要なものが一切出ることがなく、配線の安全と美しいフロア環境を保てます。床下スペースを除いても、天井高は通常業務を行うフロアで2.7m、7F会議室は3.24m、9Fラウンジは3.04mで、通常オフィスより高く設計されているそうです。
・配線・電源の自由もきくフリーアクセスフロアの導入により、フロアはパネル状の仕切りを移動・増減させて壁を作ることのできる、可動式パネルを採用。室内スペースを自由にレイアウトできるため、部屋数の確保・スペースの有効利用に効力を発揮しています。
〈その他〉
・電源は安定化電源で、20分の停電遅延装置付き。万が一停電した場合にも、20分の間にバックアップがとれる設計になっています。

・グリーンがかった窓ガラスは全てオーダーメイド。断熱・防音の特殊加工ガラスで、紫外線、熱線もカットするため冷暖房効率もよいのが特徴です。

・照明・空調・寒気にも細心の注意が払われており、冷暖房は各階フロア、各ブロックごとに調整可能。




腕 【新社屋外観】 【土地の最大活用】 【セキュリティ】 【フロア環境】
【社長室】 【9F-ラウンジ 他】 【8F-エレベータホール】
【7F-会議室 ホール】 【BF-駐車場】
 
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