鉄道模型 食玩

 Y.Matsumoto氏には、学生時代にカメラを持ってSLを追いかけた懐かしい思い出があります。今は鉄道を中心に、楽しみながら気長に模型を集めています。
 現在手元にあるものは友人・知人から戴いたものが多いそうですが、出張時の列車待ちの時間などを利用して、ホビーショップ『タブレット』(広島駅構内)・『天賞堂』(東京・銀座)などに立ち寄り、探しているものが並んでいないかのチェックも怠りません。

157系お召電車・5両セット 

 2003年秋、東京の模型店で購入。157系お召電車の中心は、皇族や国賓の中距離の旅行を目的に昭和35年に誕生した貴賓車のクロ157-1です。外国貴賓の人気旅行先だった日光に行けることが必須条件で、抑速ブレーキ付きの電動車両として登場したばかりの157系が選ばれたようです。

●特に気に入っているSL

 

C55型(門関デフ付)


C55型20号機<流線型>
C55型→ワイヤースポークの動輪が特徴。学生時代に都城を経由する肥薩線(水俣 〜西鹿児島)まで写真を撮りにいった思い出のあるSLだとか。 ※一時流線型の面 影を残 すものが存在した。
C62型、C59型→呉線でSL時代の最後まで走っていたもの。 京都の梅小路蒸気機関車館では、C62型2号機(愛称:スワローエンジェル) が動態保存、同じくC59型164号機が静態保存されています。
C62型18号機 特急つばめ
つばめマークが特徴です。


●昭和20年代中頃〜30年代前半『スハ44系特急つばめ・はと7両セット』(Nゲージ・6両編成)
 
名前は同じ『つばめ』であっても、編成車両・けん引の使用期間によって少しずつ違い、 どの時期のものかを特定するのは非常に困難なのだとか。「しかし…妙に懐かしい気持ちがするのは、昔、絵本で見たせい?」とY.Matsumoto氏は語ります。

●昭和30年代『ナロ10系特急かもめ』(Nゲージ・6両編成)
 ある時『タブレット』で見つけ、購入するか否かさんざん迷った末にやっと決心して店を訪れたY.Matsumoto氏。しかし、時すでに遅し…「ついさっき、売れました」と、お店の人。悔しくなり、意地でも手に入れてみせると意気込んで『天賞堂』に行ってみても“在庫なし”。しばらく経ってからふらっと『タブレット』に立ち寄ってみると、「あった!!!」再入荷されていました。即購入したのは言うまでもありません。

●『満鉄パシナ981・あじあ号8両セット』
『満鉄パシナ979・あじあ号7両セット』


先日(2001年3月)『天賞堂』に立ち寄った時のこと。お店の人と何やら熱心に話をしているおじいさんがいました。何だろう? 気になったY.Matsumoto氏が近づいて覗いてみると、おじいさんの手には『満鉄パシナ979・あじあ号7両セット』のNゲージがあるではありませんか。Y.Matsumoto氏が以前から探していたもので、そうなるともう気になって仕方ありません。おじいさんは何やら相当な思い入れがあるのか、お店の人とずっと話し込んだまま。Y.Matsumoto氏はお店にいる間、おじいさんが手にしているNゲージから目が離せなかったそうです。
 広島へ戻ったY.Matsumoto氏は、早速『タブレット』へ直行しました。しかし在庫はなく、予約すら出来ないという返事。あきらめきれないY.Matsumoto氏は、数日後、出張で訪れた仙台でたまたま思い出した模型店へかけ込みました。すると嬉しいことに在庫があったのです! 思い切って「8両編成もありますか」と訊ねたところ、お店の人はにたっと笑って奥から持ってきてくれました。迷わず7両編成・8両編成の両セットを購入したそうです。

写真(左)満鉄パシナ979・あじあ号 7両セット
  (右)満鉄パシナ981・あじあ号 8両セット


末尾の展望車が特徴的

戦前、現在の中国東北部で走っていた唯一の日本の国際鉄道で、新幹線の“おじいさん”にあたります。
客車のボディは軽量アルミでできており、クーラーも付いていました。

お召列車
●お召列車・一号お召客車
 3両目の菊の御紋からも分かるように、前後2両ずつはおつきの方や護衛が乗車します。台車3軸になっているのが特徴です。
金の御紋
玉座に金の御紋が。

機関車
機関車
●機関車(D51、C59)
 普段は普通の機関車ですが、お召列車を牽引する晴れ舞台ではこのように「一世一代のお化粧をして」走ります。
 昭和46年4月21日、D51が牽引するお召列車が松江から岡山まで走った際には、多数の鉄道ファンが沿線至る所にカメラを取り付けました。11時15分に松江を出発、倉敷では30キロに徐行し、15時35分に岡山到着の行程でしたが、SLのお召はこれが最後ということで、米子機関区ではそれに先立ち特別に9時まで撮影時間が設けられたそうです。
 全国各地から駆け付けたファンでいっぱいの沿線に、実はY.Matsumoto氏も撮影に行かれていたとのこと。「写真も探せばあるんじゃないかなあ…」ということです。

  手に入れたい模型を専門書やさまざまなルートで探しているY.Matsumoto氏ですが、なかなか見つけだせないそうです。 ご存じの方がおられましたら、情報のご提供をお願い致します。  

旧日本軍機の所属部隊と搭乗者を特定する、マーキングの詳しい資料
●空技廠陸上爆撃機・銀河(P1Y)
●川崎 2式複座戦闘機・屠龍(キ45改)
 
上記他、関連情報をお持ちの方はこちらまでお願い致します

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