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【おまけのグラス】 |
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Y.Matsumoto氏が気に入るグラスは、決して高いものばかりとは限りません。たとえ値段が安くてもいいグラスもあります。型押し、おまけ、酒屋のサービス品などの中にもお気に入りがあります。 |
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白洲次郎※さんは、イギリス貴族の友人から毎年一樽のスコッチウイスキーの原酒を贈ってもらっていたそうです。右は、そのメーカーのお酒を買った時に付いていたグラス。白州さんのエピソードも気に入った理由の一つです。
※白洲次郎
第二次世界大戦戦をはさみ、政治の裏舞台で活躍した国際感覚あふれる人物。ケンブリッジを出、戦時中は田舎で若隠居、戦後吉田茂の懐刀として辣腕をふるった。終戦直後、当時絶対的権力者であったGHQを相手に一歩も引くことなく交渉に当たり、当時の政府要職者の顔色をなからしめ、財界の名士の間で広く慕われた。自らの意志でほとんど歴史上に名前を残そうとしなかったが、傑出した個性とともにさまざまなエピソードが伝えられている。 |
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型押しでもよく見れば、バランス、足の太さ、長さ、に結構違いがあるとか。
以前デパートでY.Matsumoto氏の心に止まったグラスがありました。展示してあった1ダースほどのグラス全部を見比べて、一番バランスが良さそうなのを買ったそうです。
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【アンティークグラス】 |
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17、8世紀頃、イギリスで初めてカットを施しはじめたころの手彫りのカットグラス。技術的にはまだ確立されておらず、カットに未熟な感はありますが、「手彫りの素朴さがその時代を映し出しているようで、味わい深いものがある」とのこと。 |