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 D社の大学受験用通信教育『第一ゼミ』が開講されたのは1962年(昭和37年)4月。この講座は、創業・初代社長であったお父さまK.Matsumoto氏の、大学進学を目指す高校生の皆さんへの思いから生まれました。 


(D社創立50年史より一部抜粋)
大学受験「通信添削講座」の開講
■「通信添削講座」開講の経緯

 「D社」が設立された1960(昭和35)年以降は『理科学習表』の販売部数が順調に伸び,その後これに『カード式実験書』や『演習』シリーズ,『精選』シリーズの問題集などの発行も加わって副教材の出版点数は次第に増えていった。
 そのようななかで,K.Matsumoto社長はもうひとつの事業展開を考えていた。「自分も大学入試では苦労した。東京で予備校にも通った。大学への進学が加熱しつつある現在,地方で受験を目指す生徒さんたちの学習法の一つに,授業による取得だけではなく,予備校を想定した自主学習のできる方法があってもいいのではないか。」というK.Matsumoto社長自身の経験にもとづく考えであり,それが「通信添削」であった。「通信添削」であれば,自分なりに学習計画を立て,自由な時間に取り組めるし,詳しく丁寧に添削指導された解答が返却されるので,添削内容を繰り返し何度も確認することができる。そして添削指導する側も,正解の場合は良しとしても,間違った箇所については考え方や解き方を丁寧に解説することにより,生徒さんに確実に理解していただけるというものであった。

「第一ゼミ」ポスターとバッジは社長室内に大切に保存されています。

──「通信添削講座」もまた、K.Matsumoto初代社長の高校生のみなさんのためにと思う気持ちが形となったものでした。
 「第一ゼミ」は、D社の発展に大きく貢献した商品であり、Y.Matsumoto氏にとっても非常に思い入れのある講座でした。生徒さんのためにと考えた企画・アイデアは数知れず、多大な時間と熱意を注いできました。しかし残念ながら、2002(平成14)年3月に閉講することになりました。

Y.Matsumoto氏のネーミングによる『楽点王(らくてんおう)』
「第一ゼミ」の特典付録の一つ。
ポイントを要約したシステム手帳形式の冊子です。
“楽をして点を取る”という意味を込めています。




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