|
|
菊の香も高い十一月三日、広島市 縮景園で、上田宗箇流主催の、観菊茶会(菊見茶会)が開かれました。
本席清風館の傍らでは ぼてぼて茶、清風館では本席が催されました。 |
|
|
さすがに菊見茶会。見事な菊が華やかさ を競っていました。とりわけ、赤い鳥居に映えて美しかったのが、ぼてぼて茶席の後方に展示されていたこの菊でした。 |
清風館前の見事な菊 |
本席のある清風館あたりには、お香の香りが漂っていました。
建物の中には凛とした空気が。お茶席で使われたお道具はどれも上田宗箇流により厳選されたものばかり。
みなさん、お手前が済むとじっくりお道具を鑑賞なさっていました。 |
|
|
硯 |
会記 |
|
|
|
|
|
蓋置 棚 尺 水差し |
季節の花 |
当日使われた茶器 |
清風の間の掛け軸 |
香合 |
|
茶菓子を頂いた後は薄茶とばかり思っていたのですが、頂いたのは花番茶(お茶の花を煎じたもの)でした。
そのまま頂いて良いものか、迷っていたところへ、写真のようなセットが出てきました。
塩を長めの茶筅につけ、一の字を書くように”ぼてぼて”よく泡立て、好みに応じて昆布、豆をいれていただきます。
昆布や豆の入れ方、入れる量、頂き方に一切決められた作法はなく、好みのままに自己流で立てて頂く気楽なお茶。
豆風味の、少し甘い番茶のようでした。 |
|
|
ぼてぼて茶について
↑画像をクリックしたら詳細が出ます |
名勝縮景園の庭や菊をながめながら、外に設けられたお茶席で、ぼてぼてとお茶をたてます。 |
|