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 2002年2月23日、広島市南区の「ささき別荘」にて、Y.Matsumoto氏が通う「紅派」の発表会が行われました。Y.Matsumoto氏は 「遠山の金さん」 「戸田の局」の2曲を披露しました。

*曲名をクリックして頂くと唄を聞くことができます
舞台上のY.Matsumoto氏。
氏のはりのある声が会場内に響きわたりました
三味線を並べて唄われるお二人。
非常にめずらしい光景です
発表会の様子

 謡と同様に小唄もここ数年、難しい曲が続いているそうですが、いつものことながら練習時間がなかなか確保できません。そこで早い時期から練習にとりかかり、それでも足りない分は、車の中や出張時にウォークマン・イヤホン・カセットテープを持参して練習したとか。時間が無いからといって程々に済ませるのではなく、少しでも時間を見つけては練習する。これがY.Matsumoto氏のモットーなのです。


 写真左のペンケースの中には、先生からのアドバイスを譜面に書き込むための赤ペン・シャーペン・スティックタイプの消しゴムが入っています。右隣りの自主練習用のウォークマン・イヤホン・カセットテープは、効率よく練習できるように工夫をしています。カセットテープは、10分テープの両面に同じ曲をダビング。エンドレスで聴ける状態になっています。またイヤホンは厚紙に巻き付け、輪ゴムで止めて最も少ない容積で持ち運べるようにしています。


 
  譜面にもY.Matsumoto氏ならではの工夫が凝らされています。
Y.Matsumoto氏の譜面には、ある音の、どこが動作を始めるきっかけになるかということなどが書き込まれています。ただし、下記の譜面は難曲のため既に見た目にも複雑になっており、原本に書き込むには無理があります。そこで現物を150%に拡大したコピーを使ってより分かりやすい拡大版の譜面を作成。これが思いがけず好評となり、東京の発表会で同じ曲にあたっている人にも譜面をコピーして差し上げたそうです。

(1) 小唄本
(2) 小唄本を原寸大コピーしたもの。
唄い方が赤で入っています。
(3) 150%拡大コピー。原寸と同様に赤が入っています。紙が貼ってあるところはもともとからずれていた三味線の譜面と歌詞を、Y.Matsumoto氏が切り貼りをして、分かりやすくなるように並列に貼りかえています。

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