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2001.1.24
  茶杓/香さじ 象牙
21世紀最初の初釜は、茶室のある9Fラウンジで立礼席で行われました。金城一国斎さんの新作のお茶入れが斬新で、座敷の雰囲気になかなか馴染まず、Y.Matsumoto氏はお茶入中心に組み立てた席にしてみたそうです。ポイントを立礼・茶さじ・茶碗に絞って考え、一番迷った茶杓には香道具の香さじを使ったのです。このような少し変わった演出からは、新しいことにチャレンジしたいというY.Matsumoto氏の心が伝わってきます。
薄茶入/七代金城一国斎作
雁蒔絵中次
茶碗/左:高麗三島  右:象嵌 志野焼
Y.Matsumoto氏のコレクションの一部です。

本席床/上田宗箇流 第十五代宗源宗匠筆
茶席の後は、茶室で茶会席をいただきます。水屋には一升瓶が多数用意されており、飲めども飲めども次々と酒が杯に注がれます。茶会が終わり客人をお送りした後は、茶道部員が自分たちのお茶会(宴会?)を楽しみました。

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